告訴
告訴とは、犯罪の被害にあったことを被害者等が捜査機関(警察や検察)に訴えることを指します。被害者等に該当しない場合は、告発という手続きになります。この場合、被害者等が被疑者(容疑者)の処罰を求めない場合、処罰されないということがままあります。例えば、インターネット上の書き込みによる誹謗中傷、他人に騙された、暴行を受けケガをした、従業員に売上金を盗まれた等、種々の問題が刑事告訴の対象となり得ます。
被害の回復を求めたい方
なんらかの被害に遭った場合、犯罪の被害者となることがあります。犯罪の被害者であれば、その犯罪について、刑事告訴することができます。身体・生命に関する被害の場合、犯罪被害者援助の制度を利用することで、一定の条件のもと弁護士費用が無償となります。
財産犯(主に金銭などの財産減少させ垂れた場合)については、有償になります。告訴が受理されると、警察や検察が動きますので、被疑者(加害者)に対する心理的なプレッシャーは相当なものになります。