平成26年9月25日、山陽新聞ホームロイヤーに当事務所の加藤の記事が掲載されました!

Q:自動車保険の選び方について教えてください。

A:弁護士特約に加入していれば
相談料など保険会社が負担

自動車保険は、大きく分けると事故の相手方に支払うためのものと、自身のために支払うためのものがあります。通常、任意保険といわれるのは前者を指します。任意保険があると、交通事故が起きてしまっても原則として、加入中の保険会社から相手方に対して保険金が支払われます。

不幸にも、相手方が重篤なけがを負った場合や亡くなってしまった場合、刑事事件になることもあります。刑事事件になった場合、任意保険加入の有無により、刑事処分が異なる可能性があります。

また、現代社会において、交通事故の相手方が任意保険に未加入で、賠償に十分な資力を有していないことが多くみられます。そのため、交通事故の相手方から賠償金を受け取ることができず、泣き寝入りという事態も起こりえます。もっとも、人身傷害保険や車両保険に加入していれば、相手方の保険に関わらず自身の保険から賠償金に変えて保険金を受け取ることができます。

交通事故に遭った場合、今後の手続きや示談交渉について不安があれば弁護士に相談することができます。通常、相談料は有料ですが、弁護士特約に加入していれば、相談料に加えて、弁護士へ依頼する費用も負担してくれます。弁護士特約は使用しても等級が上がるものではありません。

※保険商品の名称は各損害保険会社により異なりますので、十分に説明を受けた上で契約してください。

 

山陽新聞ホームロイヤー 平成26年9月25日

2014年10月21日